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魚は好き嫌いが分かれますよね。骨を取る作業が面倒に感じたり、生臭いのが苦手だったりあります。


そんな人におすすめなのが、青魚の代表格であるイワシです。


塩焼き、蒲焼、めざしにつみれ汁、刺身など、いろいろな食べ方があります。


加工品の中に、もしかしたら、あなたもよく知っていて、知らず知らずのうちに口にしているものがあるかもしれません。

健康効果を知れば、今すぐ食べたくなってしまうかも!


イワシに秘められた健康効果と、おすすめの食べ方を紹介します。


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イワシには葉酸やカルシウム、鉄分、ビタミンA、ビタミンD、たんぱく質など、たくさんの栄養素が含まれています。


小さな魚なのに栄養満点なのが嬉しいですね。


DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)も含まれています。


これらは必須脂肪酸と言われており、食事で摂取することが大切です。

特にDHAには脳を活性化する働きがあります。脳が活性化すれば記憶力や集中力がアップし、学習能力が向上します。認知症も予防にも効果が期待できます。

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「それ本当?」と言いたくなってしまうのですが、本当です。それを証明した実験結果がちゃんとあります。


イワシ油を与えたマウスに迷路を脱出できるか実験させたところ、パーム油を与えたマウスよりも早く脱出できました。素晴らしい実験結果ですよね。

脳に良いだけでなく、脂肪を分解や血液をサラサラにする効果もあるので、生活習慣病が予防できます。


医師からコレステロール値や血圧が高いと言われているなら、毎日の食事に取り入れましょう。


毎日食べたいあなたにおすすめなのが、イワシの缶詰です。とても柔らかいので、小骨が苦手な人でも安心して食べられます。

「ちぎりキャベツとイワシ缶のお手軽サラダ」
イワシの水煮缶を使った、包丁いらずでお手軽サラダです。1品おかずを足したい時やおつまみにぴったりです。


材料:イワシ缶の水煮1缶、キャベツ20g、紫キャベツ30g、ごま油小さじ1、炒りごま小さじ2、塩小さじ1/2


キャベツ、紫キャベツを洗い、水気を切ってちぎります。紫キャベツは硬いので小さめにちぎりましょう。


ちぎったらごま油と塩で和えます。水気を切った水煮缶と炒りごまを加えたら、ざっくり和えてできあがり。お好みでおろしニンニクを加えても良いですね。

「ひじきとイワシの甘辛炊き込みご飯」
鉄分たっぷりの生ひじきとイワシを使うことで骨粗しょう症予防に効果的。炊飯器で作れるかんたんレシピです。缶詰は味付けのものを使います。


材料:生ひじき約50g、イワシ缶1缶、しょうが1片、米3合、水3合分、白だし、酒、みりん、しょうゆ(すべて大さじ1)、砂糖小さじ1、塩小さじ1/4


米を洗い、ざるにあげます。炊飯器に米、水、白だし、酒、みりん、しょうゆ、イワシ缶と汁を入れます。


イワシや調味料を入れる前に、水を50ml取り出しましょう。ひじきとせん切りにしたしょうがを入れてスイッチを押します。


具を入れる時は、イワシが中心にくるようにしてください。ご飯が炊けたら混ぜ合わせて出来上がり。


乾燥ひじきを使う場合は、15~16gを水で戻し、水気を切ってください。

「イワシ缶のタコライス風」
イワシの味噌煮缶を使います。ちょっぴり和風でコクのあるタコライスです。
分量は二人分を想定しています。

材料:イワシの味噌煮缶1缶、ご飯2膳、大き目のトマト1個、玉ねぎ1/4個、アボカド1個、レタス1/2枚、ピザ用チーズ30g、にんにく1片、タバスコ適量、オリーブオイル小さじ2、チリパウダー小さじ1、塩適量、胡椒適量


にんにくと玉ねぎはみじん切りにし、トマトはザク切りにします。フライパンににんにくとオリーブオイルを入れたら弱火にかけます。


そこに玉ねぎを入れてしんなりするまで炒めます。


イワシの味噌煮缶は汁ごと加えてトマトと一緒に煮ます。数分経ってからチリパウダーを加え、塩、胡椒、タバスコで味を調えましょう。


ピザ用チーズは、フライパンに四つに分けてのせ、弱火でカリカリにします。


器に盛ったご飯に、角切りのアボカド、レタス、先ほどのイワシ、カリカリにしたチーズをのせて出来上がり。チーズはそのままでもOKです。


ボリュームも栄養も満点のタコライス。にんにくの香りにお箸が止まらなくなりそうですね。

イワシの驚くべき健康効果とアレンジレシピに感動しました。
 


手ごろな値段で頭も体もすっきりできるのですから、取り入れないなんてもったいない!
万能薬として毎日いただきましょう。


いろいろなアレンジができるのも嬉しいですよね。あなたもお好みの食べ方を見つけて、毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。