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ガジュツは、ヒマラヤ原産の多年草で、多くの温暖な地域で栽培されています。国内では、昔から屋久島産が有名です。

漢方薬としては、根幹を乾燥して粉末にしたものを服用します。主な効能は腹痛を抑えることであるため胃腸薬として使用されますが、便秘や下痢にも効果があります。

ガジュツの生薬を漢方薬として使用した商品はネットでも入手できますが、その成分は栽培された産地によりばらつきがあります。

屋久島原産のガジュツは成分含量が多いと言われています。この高品質な屋久島産ガジュツ末を使用した「恵命我神散」を紹介します。

ガジュツについて
ガジュツは、インドが原産で、多くは熱帯地方で栽培されています。

国内では、屋久島が有名ですが、種子島や沖縄などでも栽培されています。生薬粉末は胃腸薬として使用されます。

ガジュツ成分として発見されたものは100種類以上に及び、他の植物には見られない多くの精油成分が含まれています。

代表的なものは、「シオネール」「カンファー」「アズレン」などで、他に多くの有効成分があり未解明な有効成分も含まれていると考えられています。成分の量は産地によりばらつきがあります。

屋久島産のガジュツは、主要な精油成分を多量に含んでおり、その含量は中国や台湾産の2倍以上といわれています。

屋久島産のガジュツは精油が鮮やかな紫色ですが、含有成分の多さが色の違いにも現れています。

屋久島という地域で育つガジュツの特徴で、良質の漢方薬原料になっています。

胃腸薬・恵命我神散


恵命我神散は、胃の働きを活発にし、胆汁分泌を促進し脂肪の消化をたかめ胃の粘膜を修復する作用のあるガジュツ末と、消化管軟膜を保護する働きのある真昆布末に、苦味・辛味・芳香を有するウコン末とショウキョウ末を配合した生薬製剤です。

特に、胃の働きが弱く、胃がもたれた感じの症状の方にききめのある胃腸薬です。

主薬であるガジュツ末は屋久島原産のものを使用しています。

製造販売元は屋久島にある株式会社老舗恵命堂です。


ガジュツは温暖な地域で育つ植物で、国内では屋久島が有名です。

根幹を乾燥して粉末にしたものが漢方として利用します。

植物はその育った地域により含有成分にばらつきがあるので、産地も重要です。屋久島のガジュツは、有効成分が他地域よりも多いという特徴があります。

恵命我神散は、この屋久島にある会社の製品です。屋久島への旅行時のお土産にいかがでしょうか。